どうもこんにちは、ぶちょうです。
おまたせしました、今年度初の記事更新となります。
そして奇遇にも通算100記事目を同時に迎える事にもなりました。
その記念すべき記事の題材となるのは久しぶりのランエボⅩラリーカー、
エボⅩから始まりここで一旦エボⅩに戻ってくる、
当ブログの原点的立場を持つモデルで今年のインプレを始めていきましょう。
まずは外箱3面図から
オイルメーカーのGulf(ガルフ)を基調としたボディデザインの当モデル、
当初予約で入手していなかったミニカーの一つだったんですが、
後になって欲しいと思ってた矢先折よく発見したので入手。
価格は2808円(税込)となってます。
アドバンカラーに並び人気の高いカラーがGulfのデザインです。
ここ最近は他メーカーのモデルを書き上げる時間が多くなって、
TARMACの台座をこうして見るのも案外しばらくぶりですね。
それではモデル本体を見ていきましょう。
Gulfカラーがあしらわれたかなり明るめなボディ、
競技車ならではの至るところに貼られたスポンサーステッカーが目につきます。
ドアミラーそしてドアノブが黒地となっているのも、
ランエボの競技グレードである「RS」を踏襲した造りとなっており〇。
給油口やドアのモールドも相変わらずの良好なバランス。
ボディカラーがちょっと厚ぼったく見えなくもないですがさほど問題なし。
タイヤレターも付き、足元もしっかり拘って造られているのが分かりますね。
背景と同化してて見えにくいですがルーフにはアンテナも付いてます。
それにしてもこれだけのデカールを貼ったのは相当大変だったでしょう。。
リヤには三菱のエンブレムバッジ、トランクピンが付いてる位でシンプルな見映え。
ドアミラーは鏡面の表現もされてるほか、テールランプはクリアパーツ化で表現。
そして過去に登場したエボⅩのモデルと大きく異なる点として、
マフラーが単発タイプに替わっている事が挙げられます。
2本出しの純正から1本無くなるだけでも結構見かけが変わるものですね。
前回登場したラリーモデルのアドバンエボⅩで気になってた内装のリヤシートですが、
今回も市販仕様のままになっていて、ラリーカー感が少し欠けてしまってます。
ヘッドライトのクリアパーツ表現はもちろん、
改めて見てみるとグリルのメッシュ処理もTARMACは頑張ってたんだなと。
両脇のエアダクトにボンネットピン、細かなところまで手が入っています。
その代わりラリー車の多くがルーフに取り付けている空気取り入れ口は、
このモデルでは再現されていません。
配管の彩色が施されているのはこれまでのエボⅩと同じです。
純正マフラーの片方を切り取って単発化しているのが分かりますね。
ホイールデザインも流用の形を汲まれてはいますが、
グレー調の塗装が中々シャープな印象を与えてくれます。
ブレーキキャリパーやディスクもちゃんと内蔵されているのがイイですね。
そしてタイヤレターの存在感が大きい。
純正仕様のモデルをペースにエボⅩはラリー車を展開してきましたが、
もし今後リリースされる見込みがあるならロールバーなども組み込んだ、
ちゃんとしたラリー仕様のモデルが販売されると嬉しいですね。
しかしながら全体的な水準は高くまとめられているのはさすがというところ、
まだまだTARMACの波は止まりません。
それでは今日の実車話を。。
フィンランドのラリードライバーにユハ・サロというドライバーがいます。
97年のラリー・フィンランドでオペルのアストラを駆り立てたことを皮切りに、
彼のラリーライフが始まっていくことになります。
サロの主なレース参戦は地元フィンランドで行われるフィンランドラリー選手権。
国内選手権であるこの競技の2000年以降からはランエボで走るようになり、
乗り換え初期はメカニカルトラブルに見舞われレースを後にする事も多かったですが、
2002年に初のチャンピオンを物にしてからは着実に勝ち星を増やし、
最終的に9回ものチャンピオンを16年に至るまで獲得した、
今回モデルとなった49号車はPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)という、
改造規定の厳しいグループN規格の車両で競うラリーで走行したマシン。
一度だけのいわゆるスポット参戦だったそうですが、
皮肉にもその時のイベントではアクシデントによりリタイアとなったようです。
(5点シートベルトがちゃんと作られています)
他方ではS2000クラスのプロトンを操りラリーをしてた時期もあったサロ。
現在はプジョーの208を操り、フィンランドラリーの前線を駆け回っています。
世界が目を向けるのはラリーで言えばやっぱWRCなんだろうけど、
ナショナルな選手権でも多くを熟知したベテランというのもカッコイイですよね。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
しばらく触れる機会が無かったTARMACでしたが、
今後はM6 GT3といったこれまた他社が出してないモデルを出してくるようで、
どれほど人気が集まってくるか非常に注目が集まっています。
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。